【2026年最新】犬用GPSおすすめ5選|日本製・日本対応の愛犬見守りデバイスを徹底比較

犬用GPS首輪を装着した愛犬のイメージ
この記事の要約
  • 迷子対策にはリアルタイム追跡が可能なGPSトラッカーを選びましょう
  • 測位方式はGPS + Wi-Fiのハイブリッドが精度と安定性に優れています
  • 防水はIP67以上、重さは体重の2%以内が目安です
  • AirTagはペット専用ではないため迷子対策には不十分です
  • 日本語サポートがある国内対応製品なら初めてでも安心です

「散歩中にリードが外れてしまった」「庭から迷子になってしまった」――愛犬の迷子は、飼い主にとって最も恐ろしい事態のひとつですよね。

環境省のデータによると、年間約27,000頭の犬が保健所に収容されており、そのうち約90%が所有者不明とされています[1]。あなたの愛犬も、もしものとき身元がわかる備えはできていますか?

2022年6月からマイクロチップの装着が義務化されましたが、それ以前から飼育されている犬を含めると、装着率は犬全体で4割未満にとどまっているのが現状です[2]。マイクロチップは保護後の身元特定には有効ですが、リアルタイムで居場所を把握することはできません。

そこで注目されているのがGPSトラッカーです。スマートフォンからリアルタイムで愛犬の位置を確認できるため、万が一の迷子時にも迅速に捜索を開始できます。本記事では、日本で使える犬用GPSデバイスを5つ厳選し、選び方のポイントとあわせて徹底比較します。

GPSトラッカーとGPSロガーの違い

犬用GPSデバイスを選ぶ前に、まず「GPSトラッカー」と「GPSロガー」の違いを押さえておきましょう。ここを間違えてしまうと、いざという時に愛犬を見つけられない、ということになりかねません。

GPSトラッカー(リアルタイム追跡型)

GPSトラッカーは、モバイル通信(LTE/4Gなど)を利用して、リアルタイムで位置情報をスマートフォンに送信するデバイスです。愛犬が今どこにいるかをすぐに確認できるため、迷子対策としてはこちらが圧倒的におすすめです。

  • リアルタイムで位置を確認できる
  • 指定エリアから出た際に通知を受け取れる(ジオフェンス機能)
  • 移動履歴の確認も可能
  • 通信にモバイル回線を使用するため、月額費用が発生する場合が多い

GPSロガー(記録型)

GPSロガーは、位置情報を本体内部に記録するタイプのデバイスです。帰宅後にパソコンなどにデータを取り込んで移動ルートを確認する使い方になります。

  • リアルタイムでの位置確認はできない
  • 散歩ルートの振り返りなどには有用
  • 迷子捜索の用途には不向き

迷子対策を主な目的とする場合は、必ずGPSトラッカー(リアルタイム追跡型)を選びましょう。

GPSトラッカーデバイスのイメージ

GPSトラッカーはリアルタイム通信、GPSロガーは帰宅後にデータ確認

犬用GPS選びの5つのポイント

犬用GPSデバイスはさまざまな製品が販売されていますが、以下の5つのポイントを押さえて選ぶことが大切です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 測位方式

デバイスがどのような方法で位置を特定するかは、精度に直結する重要な要素です。

  • GPS単体:衛星信号のみで測位。屋外では精度が高いが、屋内や建物の影では精度が落ちる
  • GPS + Wi-Fi:GPS衛星に加え、周囲のWi-Fiアクセスポイント情報を活用して測位精度を向上。都市部で特に有効
  • Bluetooth:近距離通信のみ。リアルタイムのGPS追跡はできず、周囲にネットワーク対応端末がないと検知できない

迷子対策にはGPS衛星を使った測位方式が必須です。GPS + Wi-Fiの併用タイプが精度と汎用性のバランスに優れています。

2. 位置更新間隔

位置情報がどのくらいの頻度で更新されるかも重要です。更新間隔が短いほどリアルタイム性が高くなりますが、バッテリー消費も増えます。

  • 30秒間隔:迷子時の追跡に十分な精度
  • 1〜3分間隔:日常的な見守りには問題ない
  • 5分以上:犬が移動中の場合、位置がかなりずれる可能性がある

3. バッテリー持ち

バッテリーの持続時間は、使い方によって大きく変わります。位置更新間隔を短くするとバッテリー消費が早くなるため、日常使い用のモードと緊急追跡用のモードを切り替えられる製品が便利です。一般的には3日〜2週間程度の製品が多く見られます。

4. 防水性能

散歩中の雨や水遊びなど、犬用デバイスは濡れる場面が多いため、防水性能は必須です。

  • IP67:一時的な水没(水深1mで30分)に耐える
  • IP68:より深い水没にも耐える(メーカーにより条件が異なる)

最低でもIP67以上の防水等級を備えた製品を選びましょう。

5. 重さ・サイズ

GPSデバイスは愛犬の首輪に装着するため、愛犬への身体的負担を考慮する必要があります。一般的に、装着するデバイスの重さは愛犬の体重の2%以内が目安とされています。

  • 体重5kgの小型犬:100g以内
  • 体重10kgの中型犬:200g以内
  • 体重20kgの大型犬:400g以内

多くの犬用GPSデバイスは30〜50g程度のため、小型犬でも無理なく装着できる製品が増えています。

小型犬と大型犬のサイズ比較イメージ

体重に合ったサイズ選びが快適な装着のポイント

おすすめ犬用GPS 5選|比較表付き

ここからは、日本で利用できる犬用GPS・位置追跡デバイスを5つご紹介します。それぞれの特徴を比較表とあわせてご確認ください。

製品名 GPS測位 リアルタイム 重さ 防水 月額 日本語対応
いぬなら / ねこなら 30秒 約35g IP68 500円〜
Tractive GPS DOG 4 2〜3秒 約35g IPX7 約600円〜
MAMORIO 約3g - 無料
AirTag 約11g IP67 無料
Catlog / PETBLE等 約9〜16g IPX5〜 580円〜

対応  一部対応/条件あり  非対応

1. いぬなら / ねこなら

日本国内で開発・サポートが行われているGPSスマート首輪です。GPS + Wi-Fiによるハイブリッド測位で、最短30秒間隔の位置更新が可能。本体重量は約35gで、体重5〜20kgの愛犬・愛猫に対応しています。

  • 本体価格:16,800円(税込)
  • 月額費用:500円〜
  • 防水性能:IP68
  • 特徴:日本開発で日本語サポートが充実。ジオフェンス機能や移動履歴機能を搭載。アプリも日本語対応で操作がわかりやすい

日本国内の通信環境に最適化されており、カスタマーサポートも日本語で対応してもらえる点は、海外製品にはない安心感があります。

スマートフォンでGPS位置情報を確認するイメージ

スマホアプリから愛犬の位置をリアルタイムで確認

2. Tractive GPS DOG 4

オーストリア発のペット用GPSトラッカーで、世界的に高い評価を得ている製品です。LIVEトラッキング機能では2〜3秒間隔での位置更新が可能で、リアルタイム追跡の精度は非常に高いと言えます。

  • 本体価格:約6,000円
  • 月額費用:約600円〜(契約プランによって異なる)
  • 防水性能:IPX7
  • 特徴:本体価格が手頃。活動量計機能も搭載。日本語対応アプリあり。ただし、サポートは基本的に英語対応となる場合がある

3. MAMORIO(日本製)

日本製の紛失防止タグです。Bluetooth方式のため、スマートフォンとの接続が切れた最後の位置を記録する仕組みになっています。MAMORIOユーザー同士のクラウドトラッキング機能もありますが、GPS衛星によるリアルタイム追跡はできません

  • 本体価格:約2,480円〜
  • 月額費用:基本無料
  • 特徴:非常に軽量・小型で首輪に装着しやすい。価格も手頃だが、Bluetooth圏外に出ると位置を追跡できない点に注意が必要

近距離での紛失防止には一定の効果がありますが、本格的な迷子対策としてはGPSトラッカーとの併用を検討するのがよいでしょう。

4. AirTag(Apple)

Appleの「探す」ネットワークを活用した紛失防止デバイスです。世界中のAppleデバイスが検知端末となるため、人通りの多い都市部では高い検知率を期待できます。しかし、いくつかの注意点があります(後述の「AirTagをペットに使うリスク」を参照)。

  • 本体価格:4,780円
  • 月額費用:無料
  • 防水性能:IP67
  • 特徴:月額費用がかからない点は魅力だが、ペット専用設計ではなく、人通りの少ない場所では検知が困難

5. Catlog / PETBLE などの活動量計

Catlog(キャトログ)やPETBLEなどは、愛犬・愛猫の活動量や睡眠パターンを記録する健康管理デバイスです。食事量や運動量の見える化により、体調変化の早期発見に役立ちます。

  • 特徴:健康管理が主目的。GPS非搭載のモデルも多く、位置追跡機能を持たない場合がある
  • 注意点:迷子対策として使う場合は、GPS搭載モデルかどうかを事前に確認する必要がある

健康管理を重視する場合は非常に有用なデバイスですが、迷子対策を主目的とする場合はGPSトラッカー専用機のほうが適しています

AirTagをペットに使うリスク

月額費用がかからないことから、AirTagを愛犬の首輪に取り付けている飼い主も少なくありません。しかし、ペット用途にはいくつかの重大なリスクがあります。

Bluetooth依存の限界

AirTagはGPS衛星を自ら受信するわけではなく、近くにあるiPhoneなどのAppleデバイスを介して位置情報を送信する仕組みです。そのため、人通りの少ない山間部・河川敷・郊外では検知できない可能性が高く、まさに愛犬が迷い込みやすい場所での追跡が困難になります。

ペット専用設計ではない

AirTagは鍵やカバンなどの「モノ」の紛失防止を想定して設計されています。ペット用ケースは社外品が中心で、激しく動き回る愛犬の首輪から落下するリスクがあります。防水性能はIP67ですが、水遊びや泥遊びが好きな愛犬には十分でない場合もあります。

Appleの公式見解

Apple自身も、AirTagをペットや子どもの追跡に使うことを公式には推奨していません。あくまで持ち物の紛失防止ツールとして位置づけられています。ペットの安全を守るためには、ペット専用に設計されたGPSトラッカーを選ぶほうが確実です。

GPS首輪を選ぶ際の注意点

GPS内蔵の首輪やトラッカーを購入する際は、以下の点も確認しておきましょう。実際に使い始めてから「思っていたのと違った」とならないために、事前のチェックが大切です。

体重に対する負担

前述のとおり、装着デバイスの重さは体重の2%以内が目安です。特に小型の愛犬の場合は、デバイスの重さが首や肩に負担をかけないか注意が必要です。初めて装着する際は短時間から始め、愛犬の様子を観察しましょう。

通信エリア(日本国内の対応状況)

海外製品の場合、日本国内の通信バンドに対応しているか、カバーエリアが十分かを確認してください。山間部やキャンプ場など、圏外になりやすいエリアでの使用を想定している場合は、対応する通信キャリアと電波のカバー範囲を事前に調べておくと安心です。

アプリの使いやすさ

緊急時にスムーズに操作できるかは非常に重要です。日本語対応のアプリであること、直感的に操作できるUIであること、通知設定がわかりやすいことなどを購入前に確認しましょう。多くの製品はアプリのスクリーンショットが公式サイトで確認できます。

スマートフォンの地図アプリで位置を追跡するイメージ

日本語で操作できるアプリなら緊急時にも安心

サポート体制

デバイスの不具合や設定方法の質問など、いざという時に日本語でサポートを受けられるかどうかは大きな安心材料です。海外メーカーの場合、問い合わせが英語のみというケースもあるため、購入前にサポート体制を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

犬用GPSデバイスは、愛犬の迷子防止において非常に心強いツールです。選び方のポイントを改めて整理します。

  1. 迷子対策が目的なら、GPSトラッカー(リアルタイム追跡型)を選ぶ
  2. 測位方式はGPS + Wi-Fiのハイブリッドが精度と安定性に優れる
  3. 防水性能はIP67以上、重さは体重の2%以内を目安にする
  4. 日本国内の通信対応・日本語サポートの有無を確認する
  5. AirTagなどBluetooth型は補助的な手段として割り切る

総合的に見ると、日本国内での利用に最適化されており、日本語でのサポート体制も整っている「いぬなら / ねこなら」は、初めて犬用GPSを導入する飼い主にとって安心して選べる選択肢のひとつです。もちろん、コスト重視であればTractive、手軽さ重視であればAirTagなど、用途や予算に応じて最適な製品は変わります。

愛犬の安全は、日頃の備えから。マイクロチップや迷子札と併用してGPSトラッカーを活用することで、万が一の迷子にも迅速に対応できる体制を整えておきましょう。

出典・参考資料

[1] 環境省「動物愛護管理行政事務提要」(令和5年度)

[2] 環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録について」

[3] 各製品公式サイト(2026年4月時点の情報)

よくある質問(FAQ)

はい、多くの犬用GPSデバイスは30〜50g程度と軽量です。一般的に装着するデバイスの重さは犬の体重の2%以内が目安とされており、体重5kgの小型犬であれば100g以内のデバイスであれば使用できます。「いぬなら / ねこなら」は約35gなので、小型犬にも安心してお使いいただけます。
AirTagはGPS衛星による測位ではなくBluetooth方式のため、人通りの少ない場所では位置を検知できません。Apple自身もペットへの使用を公式には推奨しておらず、ペット専用のGPSトラッカーの利用をおすすめします。
GPSトラッカーはモバイル通信を使ってリアルタイムで位置情報を送信するデバイスです。GPSロガーは位置情報を本体に記録し、後から確認するタイプです。迷子対策にはリアルタイム追跡ができるGPSトラッカーが適しています。
製品によって異なりますが、月額500円〜600円程度が一般的です。AirTagやMAMORIOなどBluetooth方式のデバイスは月額無料ですが、GPS衛星によるリアルタイム追跡はできません。月額数百円で愛犬の安全を守れると考えると、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
多くの犬用GPS製品はIP67以上の防水性能を備えており、雨の日の散歩でも問題なく使用できます。IP67は水深1mに30分浸けても耐えられる性能です。水遊びが好きな犬にはIP68対応の製品がおすすめです。
この記事を書いた人
🐾
いぬなら / ねこなら 編集チーム

愛犬・愛猫兼用GPS見守りデバイス「いぬなら / ねこなら」の編集チームです。愛犬・愛猫の安全と飼い主さんの見守りをサポートする情報をお届けしています。

いぬなら / ねこなら

愛犬・愛猫兼用GPS見守りデバイス。GPSとWi-Fiで、うちの子の居場所がいつでもわかる安心を。

詳しく見る
犬 GPS おすすめ 犬用GPS 日本製 GPS首輪 犬 犬 迷子防止 ペットGPS 比較 AirTag ペット