LOST PET SEARCH GUIDE

迷子になったうちの子が
お家に帰ってくるまでのガイドブック

大切な家族が迷子になってしまったら いつ・何をすれば良いかをまとめました

INTRODUCTION

はじめに

大切な家族が迷子になってしまったら、頭が真っ白になり焦ってしまうと思います。でも、どうか落ち着いてください。正しいステップを踏んで素早く行動すれば、発見できる可能性はぐっと高まります。

迷子探しで何よりも大切なのは、「初動の早さ」「捜索の継続」、そして「一人で抱え込まずに周囲や公的機関、SNSの力を頼ること」です。

探している時間は、不安で押しつぶされそうになるかもしれません。ですが、あきらめずに探し続けたことで、数週間〜数ヶ月後に無事家族のもとへ帰れた例はたくさんあります。
愛犬・愛猫は、あなたが見つけてくれるのを待っています

このガイドを見ながら「今なにをすればいいか」を確認し、落ち着いて一つずつ行動していきましょう。

STEP 1 から順番に確認・実行してください

迷子になってからすべきことを順に記載しています。迷子になってから時間が経っている場合は、まだ実行していないSTEPから確認してください。

チェックリスト・記録シートもご活用ください

やるべきことを時系列順にまとめたチェックリストと、目撃情報や捜索範囲を書き込める記録シートは、印刷してご活用いただけます。

STEP 1 | 迷子に気づいたらすぐに

いなくなった周辺を探す

迷子になったら、すぐに捜索を始めましょう。迷子になった直後は、まずいなくなった場所の周辺を重点的に探すことが大切です。

時間が経つにつれて、愛犬や愛猫が移動し、捜索範囲が広がってしまう可能性があります。
また、迷子の長期化や交通事故、第三者に連れ去られるなど、さまざまなリスクも高まります。
「どこかに隠れているのかも」「自力で帰ってくるかも」と考えず、迷子に気づいたら、できるだけ早く捜索を始めましょう。

  • 家族や友人など、協力してくれる人がいる場合は手分けして探すと効率的です
  • 出会った人に目撃情報を聞けるよう、愛犬・愛猫の写真や動画を持って探しに行きましょう
  • 見つけた時に気を引けるよう、好きなご飯・おやつ・おもちゃを持って探しに行きましょう
⚠️ 捜索中の注意点
  • 早朝や夜間に捜索する時は、大声で名前を呼んだり話したりしないようにしましょう。
  • 懐中電灯を使う時は、他人のお家の中や庭を照らさないようにしましょう。
  • 私有地に無断で入らず、確認が必要な場合は許可を得るようにしましょう。

🐶 迷子になった愛犬の探し方

お家にいる時に迷子になってしまった場合

  1. お家の中に隠れている可能性もあるため、ベッド下や押入れなど、普段あまり入らない場所も含めて確認する。(※ 飛び出して行ったのを見た場合は 1 は飛ばします)
  2. 最後に姿を確認した場所辺りを探す。その時に足跡がないかも確認する。
  3. ガレージ・ベランダなど敷地内にいないか確認する。
  4. 飛び出して行った方向がわかる場合はその方向を中心に、わからない場合は普段のお散歩コースやコース中のお気に入りの場所を中心に、名前を呼びながら(普段からご飯やおやつの袋の音に聞き慣れている場合、袋の音も立てながら)探す。近所の人に出会った場合は、写真を見せて目撃情報がないか聞く。
  5. 見つからない場合は少しずつ捜索範囲を広げ、たまにしか行かない公園・駐車場・空き地や、近所のワンちゃん達がよく集まる場所も探す。
  6. それでも見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛犬の好きなご飯・おやつ・おもちゃを置いておく。

留守番中に迷子になってしまった場合

  1. 窓・玄関のドアの開閉状況を確認し、開いていた場所付近に足跡などの手がかりがないか確認する。
  2. お家の中を隅々まで確認する。
  3. ガレージ・ベランダなど敷地内にいないか確認する。
  4. 名前を呼びながら(普段からご飯やおやつの袋の音に聞き慣れている場合、袋の音も立てながら)普段のお散歩コースを中心に探す。迷子になってから数時間経っている可能性がある場合は広範囲を探し、近所の人に写真を見せて目撃情報がないか聞く。
  5. 見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛犬の好きなご飯・おやつ・おもちゃを置いておく。

お散歩中に迷子になってしまった場合

  1. 走って行った方向に向かって探す。首輪・ハーネスが外れかけていた場合は、それらが落ちていないかも確認する。
  2. リードがついたまま走って行った場合は、枝や柵に引っかかって動けなくなっている可能性もあるため、植え込みなどの狭い場所・細い道も確認する。
  3. 走って行った方向から近い、いつものお散歩コース・お気に入りの場所・近所のワンちゃんが集まる場所を探す。出会った人には写真を見せて目撃情報を聞く。
  4. 見つからない場合は、お気に入りのご飯・おやつ・おもちゃを取りに帰り、名前を呼び・ご飯やおやつの袋の音を立てながら再度探す。
  5. それでも見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛犬の好きなご飯・おやつ・おもちゃを置いておく。

お出かけ中に迷子になってしまった場合

  1. 飛び出した地点から範囲を少しずつ広げて探す。土地勘がなくパニックになり移動し続けている可能性もあるため、名前を呼びながら広範囲を探す。一緒に探してくれる人が複数人いる場合は車や自転車を使って広範囲を探す。
  2. 動物病院・ドッグラン・旅行先など、迷子になった場所の管理者に連絡し、可能であれば捜索協力とアナウンスを依頼する。
  3. 飛び出した地点に、飼い主や愛犬の匂いがついた服・タオル、もしあればご飯・おやつを置いておく。
  4. 近くを通りかかった人や周辺の店舗・施設・交番などに目撃情報を確認する。

災害時に迷子になってしまった場合

最後に姿を確認した場所から範囲を広げて探しますが、倒壊した建物など危険な場所には入らないようにしましょう。もし倒壊物や瓦礫の隙間に入り込んでいるのを見つけた場合は、パニックになっている可能性があるため、落ち着いた声で名前を呼び、ご飯やおやつで引き寄せてみましょう。それでも出てこない場合は、隙間に入り込もうとはせず、救助隊の方などに救出をお願いしましょう。

愛犬探しのポイント

捜索する時間帯を変えてみましょう

迷子になった直後の捜索開始が最重要ですが、しばらく探しても見つからない場合は、早朝・夕方〜夜間など、人通りや交通量が少なく比較的静かな時間帯も探してみましょう。

捜索時間帯を変更

性格によって探し方を変えてみましょう

  • 人懐っこいワンちゃんは通行人や散歩中のワンちゃんに近づいていくことがあるため、より多くの人への聞き込みが有効です。
  • 臆病なワンちゃんは人通りの少ない場所へ逃げたり、建物の隙間・植え込み・車の下など物陰に隠れたりします。人目につきにくい場所をしっかり探し、夜間・早朝など静かな時間帯にも捜索しましょう。
  • お散歩好きなワンちゃんは短時間でも広い範囲を移動します。中型犬・大型犬は1日に5km以上移動するとも言われるため、いなくなった場所を中心に円を広げるように探すと効果的です。

🐱 迷子になった愛猫の探し方

お家にいる時に迷子になってしまった場合

  1. 猫ちゃんは暗い場所・狭い場所が大好きなため、まずは棚の中・ベッド下・家具の隙間・押し入れ・洗濯機の後ろなど、お家の中をもう一度くまなく探す。(※ 飛び出して行ったのを見た場合は 1 は飛ばします)
  2. 最後に姿を確認した場所辺りを探す。その時に足跡がないかも確認する。
  3. ガレージ・ベランダなど敷地内にいないか確認する。
  4. お家の周囲を名前を呼びながら(普段からご飯やおやつの袋の音に聞き慣れている場合、袋の音も立てながら)探す。特に溝・車の下・室外機の裏など、暗い場所・狭い場所を重点的に探す。
  5. 見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛猫の好きなご飯・おやつ、または使用済みのトイレの砂を置いておく。

留守番中に迷子になってしまった場合

  1. 窓・玄関のドアの開閉状況を確認し、開いていた場所付近に手がかりがないか確認する。
  2. お家の中を隅々まで確認する。
  3. ガレージ・ベランダなど敷地内にいないか確認する。
  4. 名前を呼びながら(普段からご飯やおやつの袋の音に聞き慣れている場合、袋の音も立てながら)お家周辺の暗い場所・狭い場所を中心に探す。数時間経っている可能性がある場合は少しずつ範囲を広げ、より多くの人に写真を見せて目撃情報を聞く。
  5. 見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛猫の好きなご飯・おやつ、または使用済みのトイレの砂を置いておく。

お散歩中に迷子になってしまった場合

  1. 走って行った方向周辺の物陰・植え込み・車の下・建物の隙間など、暗い場所・狭い場所を重点的に探す。首輪やハーネスが外れかけていた場合はそれらが落ちていないかも確認し、出会った人には写真を見せて目撃情報を聞く。
  2. 首輪・ハーネスやリードがついたまま走って行った場合は、枝や柵に引っかかっている可能性もあるため、低い位置の隙間を確認する。
  3. 見つからない場合は、お気に入りのご飯・おやつ・おもちゃを取りに帰り、名前を呼び・ご飯やおやつの袋の音を立てながら再度探す。
  4. それでも見つからない場合は捜索を続けながら、お家の周りに愛猫の好きなご飯・おやつ、または使用済みのトイレの砂を置いておく。

お出かけ中に迷子になってしまった場合

  1. 名前を呼びながら、飛び出した地点周辺の物陰・植え込み・車の下・建物の隙間など、暗い場所・狭い場所を重点的に探す。
  2. 周辺にいない場合はその地点から範囲を少しずつ広げて探す。一緒に探してくれる人が複数人いる場合は手分けして周辺を探す。
  3. 動物病院・旅行先など、迷子になった場所の管理者に連絡し、可能であれば捜索協力とアナウンスを依頼する。
  4. 飛び出した地点に、飼い主や愛猫の匂いがついた服・タオル、もしあればご飯・おやつを入れたキャリーケースやケージを開けたまま置いておく。
  5. 近くを通りかかった人や周辺の店舗・施設・交番などに目撃情報を確認する。

災害時に迷子になってしまった場合

猫ちゃんはパニックになると、普段では考えられないような狭い場所に入り込むことがあります。家具と家具の隙間など、普段入らない場所も含めてお家の中を隅々まで確認してください。避難所の場合は、避難所周辺の物陰を隅々まで確認してください。大きな音や揺れで強い恐怖を感じているため、名前を呼んでも出てこない前提で、一箇所ずつ目視で確認しましょう。

その後は最後に姿を確認した場所から範囲を広げて探しますが、倒壊した建物など危険な場所には入らないようにしましょう。瓦礫の隙間で見つけた場合は落ち着いた声で名前を呼び、ご飯やおやつで引き寄せます。出てこない場合は無理をせず、救助隊の方などに救出をお願いしましょう。

愛猫探しのポイント

捜索する時間帯を変えてみましょう

猫ちゃんは警戒心が強いため、日中は物陰でじっとしていて、周囲が静かになると動き出すことがあります。日中だけでなく、静かになる夜間・早朝にも静かに探してみましょう。

愛猫ならではの探し方

  • 基本はお家周囲の暗い場所・狭い場所を重点的に探しましょう。特に室内飼いの猫ちゃんは、外へ出ても遠くへ行かないことが多いです。
  • 夜間・早朝は懐中電灯で物陰をゆっくり照らして確認しましょう。暗い場所では猫ちゃんの目が反射して見つけやすくなることがあります。
  • お家の周りにいつものご飯や使い慣れたトイレの砂を置き、窓・玄関のドアを少しだけ開けて、匂いを追って帰着できる状態を作りましょう。(※ お家に他のワンちゃん・猫ちゃんがいない場合に限る)
捜索時間帯を変更

* 筆者の体験談 *

愛猫が迷子になった時、ご飯の袋を振って音を出しながら落ち着いた声で名前を呼んでいると、声や首輪の音が聞こえ、見つけることができました。また、捜索中に猫ちゃんの喧嘩の声が聞こえて向かってみると、そこに愛猫がいたことも。音や声に耳を澄ませることも大切です。

捜索中に愛犬・愛猫を見つけた場合

迷子になっているワンちゃん・猫ちゃんは興奮していたり、いつもより警戒心が強くなっていることが多いため、見つけたらまずその場で立ち止まり、様子を確認してから落ち着いて行動しましょう。
姿勢を低くして目線を合わせ、落ち着いた声で名前を呼びながら少しずつ距離を縮めます。

⚠️ 以下のように刺激を与えないようにしましょう
  • 大声で名前を呼ぶ
  • 急に近づく
  • 走って追いかける
  • 目を合わせ続ける

好きなご飯・おやつ・おもちゃを持っている場合は、少し離れた場所から見せたり置いたりして、こちらへ来るよう促すのも良いでしょう。近づいてきたら慌てて捕まえようとせず、落ち着いて距離を縮め、捕まえるか首輪・ハーネス・リードをつけます。
近づいてこなくても無理に追い込まず、落ち着いて近づける状況になるまで待つことも大切です。(より詳しい保護方法はSTEP 5に記載しています。)

STEP 2 | 迷子になった翌日までに

各所に届け出る

親切な方がすでに保護し、届け出てくれている可能性があります。また、一部の場所では収容期限が設定されていることもあるため、迷子になった翌日までには必ず各所へ届け出・連絡をしましょう。

都道府県・市区町村によって届出先が異なる場合があります。どこに届け出たらいいかわからない場合は「愛犬・愛猫が迷子になった場合 〇〇市(お住まいの市区町村)」で調べてみましょう。

事前に整理しておきたい情報

以下を整理しておくと、各所へ具体的な情報をスムーズに共有できます。

飼い主の情報

  • 名前
  • 住所
  • 日中つながりやすい電話番号などの連絡先

迷子になった状況

  • 迷子になった日時
  • 迷子になった場所
  • 迷子になった時の状況

愛犬 / 愛猫の情報

  • 名前
  • 犬種 / 猫種
  • 性別と去勢・避妊手術の有無
  • 年齢 / 体格
  • 毛色や柄
  • 首輪・ハーネス・服の有無とその特徴
  • マイクロチップの有無
  • その他特徴(桜耳・鍵尻尾・怪我の跡など)
  • 最近撮影した「体全体」と「顔が大きく写った」写真

迷子になった地域を管轄する交番または警察署

  1. 拾得物として保護・届出されていないか確認
  2. 保護されていない場合は「遺失届(迷子届)」を提出
  3. 今後どのように確認すればよいか、定期的に連絡したほうがよいかも確認しましょう

市区町村の保健所

  1. 保護されていないか、電話またはWebサイト(※ 一部市区町村のみ)で確認
  2. Webサイトで確認し保護されていなかった場合、迷子になったことを連絡
  3. 今後どのように確認すればよいか、定期的に連絡したほうがよいかも確認しましょう

都道府県の動物愛護センター

  1. 保護されていないか、電話または Webサイト(※ 一部市区町村のみ)で確認
  2. Webサイトで確認し保護されていなかった場合、迷子になったことを連絡
  3. 今後どのように確認すればよいか、定期的に連絡したほうがよいかも確認しましょう

地域の動物病院

怪我や体調不良の治療、マイクロチップの情報確認のために、保護してくれた方が直接運び込んでいる可能性もあるため、近隣の病院へ確認しましょう。

※ 普段通院していない動物病院へ連絡する時は、迷子になったこと・犬猫種や特徴・迷子になった日時場所などを簡潔に伝え、診療業務の妨げにならないよう配慮しましょう。

STEP 3 | 迷子になった翌日までに

掲示板・SNSを確認する / 発信する

各所への届け出が完了したら、迷子ペット掲示板やSNSに保護情報が投稿されていないかを確認しましょう。保護していたり、見かけた人が情報を投稿している可能性があります。

1. 迷子ペット掲示板で保護情報を確認する

愛犬・愛猫が移動し、隣接する市区町村まで移動して保護されている可能性もあるため、迷子になった場所から少し離れた地域の情報も確認しましょう。

2. SNS(X・Instagram など)で保護情報を確認する

SNSの検索機能で、「#迷子犬」「#迷い犬」「#保護犬」「#迷子猫」「#迷い猫」「#保護猫」と「#〇〇市(地域の名前)」のハッシュタグを組み合わせて検索するのがおすすめです。地域の動物愛護団体・保護活動団体のアカウント、市区町村・自治体のアカウントも確認しましょう。

掲示板やSNSを確認しても保護情報が見つからなかった場合は、それぞれに迷子情報を投稿しましょう。できるだけ多くの人に迷子情報を広めることで、目撃情報や保護につながる確率が飛躍的に高まります。
一度確認して見つからなくても、時間を置いて繰り返し確認しましょう。

3. 迷子ペット掲示板に迷子情報を投稿する

各掲示板でアカウントを作成し、迷子情報を投稿しましょう。
愛犬・愛猫専用GPSデバイスを販売している「いぬなら / ねこなら」では、迷子掲示板も運営しています。

いぬなら / ねこなら 迷子掲示板での投稿方法

  1. 迷子掲示板を開き、右上の「投稿する」ボタンをタップ
  2. アカウントがある場合はログイン、ない場合は新規登録をタップ
  3. ログイン完了後、「投稿する」ボタンをタップ
  4. 必須事項とその他項目も可能な限り詳細に記載し、写真は顔・全身・毛色や模様などの特徴が分かるものを複数枚追加し、投稿しましょう

いぬなら / ねこなら 迷子掲示板の特徴

  • 迷子情報投稿後、SNSやWebを24時間自動でチェックします
  • 投稿内容に似た情報が見つかると、メール・LINE に通知が届きます
  • 投稿情報から迷子チラシを自動で作成できます
  • 投稿詳細画面からワンタップでSNSにシェアできます
  • 保護してくれた人・見かけた人からメールで連絡を受けられます

※ ご利用の際は掲載方針・利用規約をご確認ください。

4. SNS(X・Instagram など)に迷子情報を投稿する

SNS ではより多くの人に情報を届けられる可能性があるため、可能な限り詳細を記載して投稿しましょう。投稿には以下の情報とハッシュタグを記載しましょう。

  • ひと目で内容が分かるタイトル(例:「〇〇市で迷子犬・猫を探しています。情報提供をお願いします!」)
  • 迷子になった日時 / 場所 / 最後に目撃された場所
  • 愛犬・愛猫の名前 / 犬種・猫種 / 性別と去勢・避妊手術の有無
  • 体格 / 毛色や柄 / その他特徴(桜耳・鍵尻尾・怪我の跡など)
  • 首輪・ハーネス・服の有無とその特徴
  • 見つけた時にどうして欲しいか(追いかけないで・人懐っこいので保護して など)
  • 連絡方法(SNSのID・電話番号・メールアドレス など)
  • 謝礼に関する情報(設定する場合)
  • 最近撮影した「体全体」と「顔が大きく写った」写真
  • 地域名と迷子ハッシュタグ(#迷子犬 #迷い犬 #迷子猫 #迷い猫 #〇〇県〇〇市 など)+「#拡散希望」
⚠️ SNS投稿時の注意点
  • 文字制限で書ききれない場合は、迷子チラシを作成(STEP 4)して画像として投稿しましょう。
  • 写真はできるだけ鮮明なものを使用し、投稿前に情報の不備がないか確認しましょう。
  • 自宅の住所など、必要以上の個人情報は公開しないようにしましょう。
  • 連絡先の公開に不安がある場合は、専用のSNS アカウントやメールアドレスを作成して記載しましょう。
  • 電話番号を公表する場合、悪質な詐欺電話や嫌がらせに注意しましょう。
  • 最後に目撃された場所などの情報が更新されたら、都度投稿してお知らせしましょう。

STEP 4 | STEP 2・STEP 3 完了後

迷子チラシを作る・配る

ネットでの情報発信と並行して、迷子チラシを作成・配布しましょう。迷子になった場所周辺で配ったり、動物病院などに掲示してもらったりすることは、地域の人々への周知に非常に効果的で、SNSを利用していない人からも目撃情報が寄せられる可能性があります。

1. 迷子チラシを作成する

Canva などの無料デザインツールや、自治体ホームページにあるテンプレートを使って手動で作成したり、AIを活用して作成できます。作成後は自宅やコンビニで印刷するか、大量に印刷する場合はプリントパックやラクスルを利用しましょう。
迷子チラシには以下の情報を記載しましょう。

  • ひと目で内容が分かるタイトル(例:「迷子犬・猫を探しています!」)
  • 迷子になった日時 / 場所 / 最後に目撃された場所
  • 名前 / 犬種・猫種 / 性別と去勢・避妊手術の有無
  • 体格 / 毛色や柄 / その他特徴(桜耳・鍵尻尾・怪我の跡など)
  • 首輪・ハーネス・服の有無とその特徴
  • 見つけた時にどうして欲しいか(追いかけないでほしい・人懐っこいので保護してほしい など)
  • 連絡方法(連絡先の公開に不安がある場合は専用アカウント等を作成)
  • 謝礼に関する情報(設定する場合)
  • 最近撮影した「体全体」と「顔が大きく写った」写真

いぬなら / ねこなら 迷子掲示板での作成方法

投稿した情報から、自動で迷子チラシを作成できます。

  1. マイページを開く
  2. チラシを作成したい投稿の枠内にある「投稿を確認」ボタンをタップ
  3. 画面右下辺りの「迷子チラシを作成する」ボタンをタップ
  4. プレビュー下の「印刷する」ボタンをタップして印刷する

2. 迷子チラシを配る・掲示する

作成したチラシを配布しましょう。いなくなった場所を中心に、目安として 小型犬は半径 1〜2km、大型犬は半径 5km〜、愛猫は半径 200〜500m の範囲に配布しましょう。
また、ポスティングサービスの利用も検討しましょう。

並行して、人が多く集まる場所や、ワンちゃん・猫ちゃんを飼っている人が利用する場所に掲示をお願いしましょう。
最後に目撃された場所周辺や、中型犬・大型犬の場合は遠方に移動している可能性も考慮して掲示場所を選びましょう。

  • 自治体の掲示板
  • マンション
  • 集合住宅の掲示板
  • 公園周辺
  • 動物病院
  • トリミングサロン
  • ペットショップ
  • ドッグラン
  • コンビニ / スーパー / 飲食店
⚠️ 掲示する時の注意点
  • 電柱・信号機・道路標識・ガードレールなどの公共物、店舗や私有地へ無断で掲示すると法律・条例違反になります。掲示前に管理者や自治体に必ず確認しましょう。
  • お願いする際に「保護でき次第、責任を持ってすぐに回収します」と伝え、保護後に必ずすべて回収しましょう。
  • チラシは通行人の目に入りやすい高さに掲示しましょう。

STEP 5 | どこにいるかわかったら

確認しに行く・保護する

「似た犬・猫を見た」という連絡が来たら、まずは愛犬・愛猫の特徴を伝えて一致しているかを確認し、「いつ」「どこで」「どの方向へ移動したか」を具体的に確認しましょう。可能であれば、写真や動画を共有してもらいましょう。
目撃情報が複数ある場合は、日時と場所を地図上に記録して、移動した方向を確認してみましょう。

「今近くにいる」という連絡が来たら、まず現地に自分が到着するまで、刺激を与えない程度に少し離れた場所から見守ってもらえるかお願いしましょう。
見つけた人がワンちゃんや猫ちゃんの扱いに慣れていて、愛犬・愛猫が警戒・興奮しておらず、安全に保護できる状況だと判断できる場合は、保護をお願いすることもできますが、噛みつきや再逃走のリスクがある場合は無理に保護してもらうのは避けましょう。

情報を確認したら、できるだけ早く目撃場所へ向かいましょう。その際、愛犬・愛猫の写真や動画、普段使っている首輪やリード、キャリーケース(愛猫の場合は洗濯ネットも)、匂いのついたタオル、好きなご飯やおやつ・おもちゃを持って行きましょう。

到着したら目撃場所を中心に探しますが、連絡から時間が経っている場合は広範囲を探しましょう。また、目撃場所でも通行人に写真を見せて目撃情報がないか確認し、迷子チラシを配布しましょう。

愛犬・愛猫を発見したら、まずその場で立ち止まり、様子を確認してから落ち着いて行動しましょう。
姿勢を低くして目線を合わせ、落ち着いた声で名前を呼びながら少しずつ距離を縮めましょう。

⚠️ 以下のように刺激を与えないようにしましょう
  • 大声で名前を呼ぶ
  • 急に近づく
  • 走って追いかける
  • 目を合わせ続ける

好きなご飯・おやつ・おもちゃでこちらへ来るよう促しながら、首輪・リード・キャリーケースをすぐ使えるよう準備しましょう。近づいてきたら慌てず、落ち着いて距離を縮め、捕まえる・首輪やリードをつける・キャリーケースに誘導しましょう。
近づいてこなくても無理に追い込まず、落ち着いて近づける状況になるまで待つことも大切です。

💡 愛猫の保護のコツ

猫ちゃんの場合、極度に警戒心が高くなり攻撃的になっている可能性があります。その場合は無理に抱きかかえず、洗濯ネットを頭からそっと覆い、隙間がないようファスナーをしっかり閉めてからキャリーケースに入れると、引っかかれや噛みつきを防げます。

また、自力での保護が難しい場合は、捕獲器の使用を検討しましょう。動物愛護センターや保健所で貸し出しを行っている自治体があります。

STEP 6 | 無事保護できたら

保護後にすること

  1. 長時間迷子だった場合は、ご飯とお水を与えましょう。長時間の迷子では脱水している可能性があります。ご飯はいきなり大量に与えず、普段のものを少量ずつ与えましょう。勢いよく食べたり一度にたくさん食べたりすると体調を崩すことがあります。
  2. 動物病院で受診しましょう。外見は元気に見えても、怪我・骨折・脱水していたり、感染症にかかっていたり、寄生虫(マダニ・ノミ)が付着している可能性があります。保護したらなるべく早く、かかりつけの動物病院で受診しましょう。
  3. 休ませてからシャンプーで汚れを落としましょう。道路・草むら・側溝などを歩き回って汚れていることが多いです。ただし保護直後は緊張や疲労で体力が落ちている場合もあるため、体調を確認して、必要であれば休ませてからにしましょう。難しければ濡らしたタオルやドライシャンプーできれいにしてあげましょう。
  4. 情報を共有した人・協力してくれた人へ報告しましょう。STEP2の届出先(交番・警察署・保健所・動物愛護センター・動物病院)へ無事保護したことを報告し、警察では遺失届の取り下げも行いましょう。捜索や迷子チラシの配布・掲示に協力してくれた方々にも報告しましょう。特に目撃情報や保護情報を提供してくれた方には、できるだけ早くお礼を伝えましょう。
  5. 迷子ペット掲示板の情報を更新しましょう。無事保護したことが分かるように更新しましょう。いぬなら / ねこなら 迷子掲示板では、マイページの「解決済みにする」ボタン、または投稿詳細ページの「この投稿を削除する」ボタンで投稿一覧から非表示にできます。
  6. SNSの投稿を更新しましょう。元の投稿を引用し「無事に保護できました。ご協力ありがとうございました。」といった投稿で感謝を伝えましょう。その後、電話番号などの個人情報が載った投稿は、プライバシー保護のため削除しておくと安心です。
  7. 掲示した迷子チラシを回収しましょう。掲示を依頼したすべての場所を回り、お礼を直接伝えながら回収しましょう。

PREVENTION

今後迷子にならないために

  • 首輪やハーネスに連絡先を記載したプレートを付けておく
  • 首輪・ハーネス・リードの留め具に劣化や緩みがないか定期的に確認する
  • お散歩・お出かけ時に、首輪やハーネスにGPSデバイスを装着する
  • マイクロチップを装着する
  • 普段から窓や玄関のドアがしっかり閉まっているか確認する
  • 飛び出しやすい場所に脱走防止柵を設置する
  • 網戸に網戸ロックを取り付ける
  • ペットカメラを設置し、万が一の際にいつどこから出たかわかるようにしておく
  • 完全室内飼育にする
  • なぜ迷子になってしまうのかを把握し、ヒヤリハットを防ぐ

🐶 愛犬の迷子になる「きっかけ」

お家にいる時に

  • 外に気になるものがあり、玄関のドアや窓が開いた瞬間に飛び出し脱走
  • 来客時に興奮し、ドアや窓が開いた瞬間に飛び出し脱走
  • ベランダで遊んでいて興奮し、柵の隙間から脱走
  • 留守番中、ドアや窓が開いていた・完全に閉まっておらず自分で開けて脱走
  • 雷・花火・工事など大きな音に驚いて脱走

お散歩中に

  • 首輪やハーネスが緩い・リードがきちんと繋がっていない状態で、大きな音に驚いた時に外れて脱走
  • 同じ状態で、他のワンちゃんや猫ちゃんを見て興奮した時に外れて脱走

お出かけ中に

  • 車のドアが開いている時に、パニックや好奇心から飛び出し脱走
  • ドッグラン・山・海などで、楽しくて興奮しその場から脱走
  • 行き慣れない動物病院・サロン・ペットホテルで、パニックや好奇心から脱走
  • 引越し先や旅行先など初めての場所で、パニックや好奇心から脱走
  • 災害時にパニックになり、お家または避難所から脱走

* 筆者の体験談 *

子犬のころ好奇心旺盛でお散歩大好きだったので、ドアの隙間から脱走してしまったことがあります。また、川遊びに行った時に楽しくて興奮し、急にダッシュして逃げてしまったことがあります。

🐱 愛猫の迷子になる「きっかけ」

お家にいる時に

  • 外に気になるものがあり、ドアや窓が開いた瞬間に飛び出し脱走
  • 来客時に興奮し、ドアや窓が開いた瞬間に飛び出し脱走
  • 留守番中、ドアや窓が開いていた・自分で開けて脱走
  • 雷・花火・工事など大きな音に驚いて脱走

お出かけ中に

  • 車のドアが開いている時に、パニックや好奇心から飛び出し脱走
  • 行き慣れない動物病院・サロン・ペットホテルで、パニックや好奇心から脱走
  • 引越し先や旅行先など初めての場所で、パニックや好奇心から脱走
  • 災害時にパニックになり、お家または避難所から脱走

自由に外出できる猫ちゃんの場合

  • 他の猫ちゃんと喧嘩し、興奮していつもより遠くまで移動し、帰路がわからなくなる
  • 発情期で好奇心旺盛になり、帰りたがらなくなる
  • 喧嘩や事故で怪我をし、動けなくなってしまう
  • 地域猫と認識されている場合、他にお世話をしている人がお家に入れたり、引っ越しの際に連れて行ってしまう
  • 野良猫・捨て猫と思われて拾われてしまう

* 筆者の体験談 *

避妊手術前に、近所のオス猫の声に反応して、窓の隙間や玄関のドアの隙間から脱走してしまったことがあります。

To-Do LIST

チェックリスト

やるべきことを時系列順にまとめています。印刷して活用してください。
完了したものからチェックを入れていきましょう。

STEP 1

  • お家の中や敷地内の捜索
  • いなくなった周辺の捜索
  • ご飯・おやつ・おもちゃ・トイレなど、匂いがついているものの設置
  • 時間帯や捜索範囲を変えて捜索

STEP 2

  • 交番または警察署に確認・必要であれば遺失届の提出
  • 市区町村の保健所に連絡
  • 都道府県の動物愛護センターに連絡
  • 地域の動物病院に連絡

STEP 3

  • 迷子ペット掲示板に保護情報が投稿されていないか確認
  • SNS(X・Instagram など)に保護情報が投稿されていないか確認
  • 迷子ペット掲示板に迷子情報を投稿
  • SNS(X・Instagram など)に迷子情報を投稿

STEP 4

  • 迷子チラシの作成
  • 迷子チラシの配布
  • 自治体・各施設への迷子チラシの掲示依頼

STEP 5

  • キャリーケース・捕獲器の準備

STEP 6

  • 保護した後の動物病院受診
  • 情報共有先・協力者への報告とお礼
  • 迷子ペット掲示板の情報を更新
  • SNSの投稿を更新
  • 掲示した迷子チラシの回収

SEARCH RECORD SHEET

捜索記録シート

目撃情報や捜索した範囲を書き込めるシートです。印刷して活用してください。
移動の方向が見えてくると、次に探す場所のヒントになります。

日時目撃・捜索場所情報源備考(様子・移動方向など)